【アニメレビュー】「Steins;Gate 0(シュタインズ・ゲート ゼロ)」 評価:☆☆☆☆☆
Steins;Gateで選ばれなかった未来…そのもう一つの世界の物語。
以前記事にしたSteins;Gateの続編です。
続編が前作を超えた作品って、ほとんど見たことがありません。
しかも、Steins;Gateは私的にはアニメ史上最高の作品。
続編を観てがっかりするんじゃないか、今のイメージが壊れてしまうんじゃないか、と怖くて中々観られませんでした。
が、とうとう意を決して観てみたら…。
なんと、前作と見事にかみ合い、補完されている作品でした。前作の魅力を更に引き出すことができるとは…想像すらしていませんでした。
前作で主人公岡部倫太郎が牧瀬 紅莉栖(まきせ くりす)の救出に失敗し、心が折れかけていた場面。前作では椎名まゆりに活を入れられて立ち直りましたが、今作ではもう一つの世界線…まゆりが岡部を庇ったため、立ち直れずに紅莉栖が亡くなったままの世界で物語が進みます。
中二病キャラを捨て、普通の大学生として過ごす岡部はアメリカのヴィクトル・コンドリア大学で紅莉栖と同じ研究室だった比屋定 真帆(ひやじょう まほ)、レスキネン教授と知り合います。レスキネン教授はAI(人工知能)を研究しており、人の記憶を元にAIシステム「アマデウス」を作っていました。そして、その中には紅莉栖の記憶が保存されていたのでした。
真帆、アマデウス、レスキネン教授と徐々に親密になっていく岡部。一方、第三次世界大戦を防ぐために岡部を説得して紅莉栖の救出に向かわせようとしていた阿万音 鈴羽(あまね すずは)は諦めて一人で過去に戻ろうとします。まゆりはそんな鈴羽と共に過去に行き、あのときの岡部を説得することを決意しますが、そこにタイムマシンを狙う各国の組織が現れて…。
いやもう、本当に神作品です。
こんなに素晴らしい作品なら、もっと早く観ておいたら良かったー!!
是非、前作と合わせて観て欲しいです!!