【ブックレビュー(前作あり)】「花咲舞が黙ってない」池井戸潤 評価:☆☆☆☆
「不祥事」に続いて、続編「花咲舞が黙ってない」のレビューです。
前作「不祥事」のレビューはこちら。
13年振りの続編とのことですが、続けて読んでも全く違和感が無いのが凄い・・。これがプロの技なのか。
内容は前作と同様、短編集。今作は全7話です。花咲舞が相変わらずの活躍を見せてくれます！
相馬健とのコンビもそのまま・・と思いきや、途中で波乱が。また、短編集とは言いながらも、後半は話が繋がっていくので、中編の様になっていきます。前作の一話完結が好きだった方には少し違和感があるかも知れません。
とは言え、爽やかな読後感はそのままなので、自信を持ってオススメできる一品です！
更に、この作品には恐らく池井戸先生の最も有名なキャラクター、あの半沢直樹が登場します！それも、結構重要な役どころを担っています。花咲舞のドラマとどう絡んでいくのかも見所の一つとなっています。
半沢直樹ファンの方も、是非ご一読を！
(11/18追記)
コミカライズがあることを知ったので読んでみました！原作に加え、他の作品からも抜粋した話で構成されているようです。
読みやすいですが、説明不足なので話の繋がりが唐突な感じがします。銀行の仕事は複雑なので、説明できる小説の方が向いているのでしょうね。
電子書籍版は1巻で1話となっています。第1巻は無料なのでお試しにいかがでしょうか。
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