【漫画レビュー(完結)】「DOG END」ゆりかわ 評価:☆☆
元伝説の殺し屋が警察の裏仕事として命を狙われる少女の護衛をするアクション漫画。
内容は悪くないのですが、最終回が酷い…。
表沙汰にできない仕事を請け負う警察庁の警部、羽鳥 希一郎(はとり きいちろう)。いつものように警察庁長官に呼び出された彼は、更に危ない任務を言い渡されます。それは、とある少女を世界中の殺し屋から守ること。
その為に、伝説の殺し屋である若月 狗狼丸(わかつき くろうまる)、通称「黒犬」とコンビを組むことになります。
引用元:ゆりかわ「DOG END」第1巻第2話 小学館、2017年
設定は割とありがちな感じのバディものですね。
ストーリーも特にひねったところはありません。
絵は見やすいので、スピード感と迫力のあるバトルアクションが楽しめます。
敵の殺し屋もアニメ的というか漫画的というか、超人的な能力の持ち主ばかりですので、なかなか緊張感のある戦いになっています。
キャラクターのモチーフがドリフターズだったりするのがちょっと面白いです。
ただ、普通に連載されて完結していれば良かったのですが、半端なところで酷い打ち切り方をされており、ラスボスとか因縁の敵とか黒犬の過去とか全部最後の1話で片付けてしまっているんですよね…。
この為、作品全体としての完成度は低くなっており、とてもオススメできるものではありません。
あまりストーリーを気にせず、アクションだけ楽しむ人ならまあ良い…のかなあ??
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