【漫画レビュー(完結)】「カクリヨ・バトルマニア」おしょうゆたべたい 評価:☆☆

能力バトル漫画。

何もかも雑すぎて、商業誌レベルとは言い難いです…。

人生を緩く楽しむ男子高校生、清藤 那望(きよふじ なもう)は、ある日不思議な駅に迷い込み、そこで謎の少女、法詞(のりと) いぶきに出会います。

その出会いをきっかけに、那望は幽世(かくりよ)と呼ばれるの超自然と人ならざる者達の世界から自分たちの世界、現世(うつしよ)を守る戦いに身を投じることになるのでした…。

引用元：おしょうゆたべたい「カクリヨ・バトルマニア」第1巻第1話　小学館、2021年

絵もキャラクターもストーリーも、全てが雑な印象を受けました。

まず、キャラクターの言動に共感しにくいです。那望は最初は緩い感じで登場するのですが、なんの前触れもなく突然戦闘狂になります。いぶきはマナーにこだわる設定のようですが、普段は非常識な言動を取りながら、どうでも良いところで「マナーが…」と言い出すのでちぐはぐな感じがします。

絵も不自然さが目立ちますし、何か言った後に一コマ置いて激怒したりするなど、テンポにも違和感があります。

バトルものなら他にいくらでも良い作品はありますので、敢えてこれをオススメはしません…。

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