【漫画レビュー(完結)】「担当さん、距離が近いです!」ロクザキ 評価:☆☆
小説家になりたい女性がやり手の編集者と出会い、才能に目覚める…。
最初から最後まで気持ち悪いです。
恋愛小説家を夢見て編集部に持ち込みを続ける明里 真実(あかり まこと)。24歳の女性です。
あるとき、ひょんなことから大手出版社のイケメンやり手担当者、斎賀 和葉(さいが かずは)と知り合います。
斎賀は、男性経験のない明里と恋人のような行為をすることで小説の質を上げていくのでした…。
そもそも、このストーリーが気持ち悪くて受け付けられませんでした。
更に、独り善がりな明里、セクハラ行為を迫る斎賀、感情だけで妨害してくる編集長やライバル編集者など、キャラクターにも全く感情移入できません。
例えば、「この表現じゃ分かりにくい」と言われたときの明里の反応。
引用元:ロクザキ「担当さん、距離が近いです!」第1巻第1話 小学館、2020年
…そうじゃないやろ…。
アドバイスを受け入れる気はないのか?
最後は斎賀の名前が「一葉」に変わっていたり、作者もキャラクターに愛着が持てなかったのではと思えてしまいます。
それに加えて絵も悪く、基本的に人は棒立ち、斎賀の顔は片目が隠れていて口が三日月型の半笑い状態と違和感だらけです。
出来上がった大人気小説というのもちょっとなあ…という感じですし、残念ながらどこをとってもオススメ要素がない作品です…。
リンク