【漫画レビュー(完結)】「おとぎぶっ殺シアム」クロタロウ 評価:☆☆

おとぎ話の主人公…のように見せた全然別のキャラクターたちが戦う話。

個人的には良い所が全く見当たりませんでした…。

謎の存在によって生き返らせられた伝説の強者たちは、強制的に決闘ゲームに参加させられます。

…それだけの話なので、これ以上書きようがないです…。

引用元：クロタロウ「おとぎぶっ殺シアム」第1巻第1話　 LINE Digital Frontier、2020年

言葉が違和感だらけです。「生き返せる」とか「変身英雄(へんしんヒーロー)になり損なった変身野郎(へんしんヒーロー)」とか「全知全能神の仏」とか腕を斬られて「腕が重症」とか。

また、戦うだけでストーリーなど皆無な漫画なんですが、戦闘シーンがまるで最近のワンピースのような酷さ。何かする度に外野が説明するわ回想シーンが入るわ…の繰り返しでテンポが悪すぎます。

絵も分かりにくいですし、キャラクターにも全く魅力を感じられませんでした。

おとぎ話からキャラクターを引っ張って来ているのですが、完全に別の話になので意味がありませんし、世界観もバラバラで統一感もありません。

小学生があちこちの漫画からアイディアを拝借してきて作ったような話だなあ、というのが正直な感想でした。

残念ながら、誰にも勧められない作品です…。

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