【漫画レビュー(完結)】「魔斬りの家光」十九島信 評価:☆☆
女装して街をうろつく将軍、家光。実は彼には秘めた目的があった…。
時代劇アクション?
信州高遠から、将軍・徳川家光に会うため、はるばる江戸にやって来た将軍の腹違いの弟、幸松(こうまつ)。ひょんなことからおみつという女性と知り合い、江戸を案内してもらうことに。
しばらくしておみつと別れた幸松ですが、人さらいにだまされてさらわれてしまいます。
そこにはなんと、おみつを含めた女性たちもさらわれてきていました。
彼女たちを守るため戦う幸松ですが、返り討ちにあってしまいます。
そこに助けに入ったのは、おみつこと女装した将軍家光だったのでした…。
引用元:十九島信「魔斬りの家光」第1巻第1話 小学館、2021年
…とまあ、最初はちょっと変則的な時代劇っぽく始まるのですが、次第にファンタジー要素が入ってきて度肝を抜かれます。
抜かれますが…それほど面白くはなりませんでしたね…。
ギャグっぽい展開になったときは笑ったので、いっそそっちに振り切れた方が良かったのかも知れません。中途半端にシリアスとギャグの間を進んで、どっちつかずになってしまった感があります。
絵は可愛い感じですが、腕や首が飛ぶ残酷描写があるので苦手な方はご注意下さい。
リンク