【漫画レビュー(完結)】「実験島」原作:MITA、作画:岩葉 評価:☆☆
製薬会社の新人研修で孤島に集められた新入社員たち。
しかしそこで、怪しい新薬の実験台にされてしまうー。
隠された謎を解き、閉じ込められた環境から脱出するサスペンス。
製薬会社・ピースイン製薬に入社した北里サトルは、入社式でかつて別れた恋人・藤波ナナと再会します。
その後、新人研修に連れて行かれた孤島で、怪しい薬を飲まされます。更には飲んだふりをして捨てた同期がいなくなるなど、不穏な空気。
そしてサトルはふとしたことから、見てしまうのです。いなくなった同期の変わり果てた姿を。
果たしてこの島で何が起こっているのか?新人研修に隠された目的とは?謎の行動をとるナナの秘密とは?
謎が練り込まれたサスペンスです。
引用元:原作:MITA、作画:岩葉「実験島」第1巻第1話 小学館、2020年
…なんですが。
読後感があまり良くないんですよねー。
設定はありがちとは言え、悪くはありません。
ただ、敵役にあまり魅力がない、意外すぎる人物が大活躍して「はあ…その人なんだ…まあ良いけど…」と気が抜けてしまう、トリックに現実味がなさすぎるなど、ちょっと入り込めない要素が多過ぎたように思います。
絵にもあまり魅力を感じられないのも一因かも知れません。
あまり人にオススメはできないかな…。
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