【漫画レビュー(読切)】「ピート・ザ・サラマンドラ」寺沢大介 評価:☆☆☆
落ちこぼれの火の精が、恋人のために奮闘する話。
世界観が好きです。
半人前のサラマンドラ、ピートは火の精のくせに火が怖いという落ちこぼれ。
一人前になるために努力していますが、なかなかうまくいきません。
相棒であるフェニックスのフェニーにも見放され、恋人のユリアとの婚約も解消されたピートは…!?
火の精と言いながらも人間と同じ姿で人間の婚約者がいるという世界観が独特で面白いです。フェニックスたちも愛くるしい。
ストーリーはシンプルですし、上手く行き過ぎな感もありますが、王道の少年マンガの雰囲気で悪くありません。
短いながらも山あり谷ありで楽しめる良作です。
しかし、何よりも寺沢大介先生が料理物以外も描いていたことが衝撃だったりします。
ミスター味っ子の最終巻(19巻)に収録されています。
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