【漫画レビュー(完結)】「クロミケ妖奇譚(ようきたん)」ロクザキ 評価:☆☆☆
電車の運転士になる夢に破れた男が死に場所を求めてさまよった末、辿り着いたのは妖怪の暮らす村だった…。
妖怪と人間の、心温まる物語。
主人公は、子供の頃から電車の運転士を夢見ていた宮沢 ジョウジ(31)。鉄道会社に入って働いていたものの、運転士にはなれないことが分かってしまいます。絶望し、死に場所を求めてさまようジョウジが辿り着いたのは、聞いたこともない駅。
そこでジョウジは不思議な少女と出会い、ある出来事をきっかけに運転士として新しい人生の一歩を踏み出すことになるのでした。
基本的に可愛くて性格の良いキャラクターばかりなので、ほのぼのした気持ちで読めます。
他のキャラクターたちに比べて何の力もないジョウジが活躍するのも面白いです。
絵は、ところどころ人の顔や体に違和感があるのが残念ですが、全体的に見やすいですし、クロミケの服などは非常に綺麗で可愛いので一長一短というところでしょうか。
万人が楽しめる良作だと思います。
リンク