【漫画レビュー(完結)】「qtμt(キューティーミューティー)」原作:さやわか、漫画:ふみふみこ 評価:☆☆☆
自分たちを傷つける現実やトラウマと闘う少女たちの話。
ほんわかした絵と残酷な内容のギャップが凄いです。
中学2年生の桃園 はなは、ちょっと天然で大人しい普通の女の子。親友の鈴森 四葉(すずもり よつば)、生徒会書記長の掛神 穂紀香(かけがみ ほのか)、ライブアイドルの成留 小栗(なるる こくり)と平穏な日々を過ごしています。
そんなある日、はなに差出人不明の一通の手紙が届きます。「絶対ニ話スナ」とだけ書かれた、その手紙を機に4人の平和な日常は終わりを告げるのでした…。
引用元:原作:さやわか、漫画:ふみふみこ「qtμt」第1巻第1話 LINE、2018年
最初は可愛い絵柄だなあ、と思ってほのぼのと読み始めたのですが、かなり胸の悪くなるような描写もあって衝撃的でした。グロテスクではないのですが、鬱々とした気持ちになります。
現実的な話かと思いきや、途中から完全にファンタジーになりますので好みは分かれそうです。
また、性的なトラウマが多く描かれるので、苦手な方は避けた方が賢明です。
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