【漫画レビュー(完結)】「3インチ」多口はじめ 評価:☆☆☆☆
3インチ(約9cm)の大きさに縮んでしまった人間たちのサバイバル。
虫や動物がメチャクチャ怖いです…!!
アメリカの大学に通う日本人、ヤマトこと橘 大和(たちばな やまと)は引っ込み思案なため、なかなか友達ができません。そんなとき、唯一の友達クリスに誘われてニューイヤーパーティーに行くことになります。
パーティーで新しい友達ができて楽しむヤマト。しかし、新年のカウントダウンと同時に意識が途切れ、気付いたときには身体が小さくなっていました。
更に、そんな自分の変化に戸惑う暇もなく、目の前では惨劇が繰り広げられていたのでした…。
引用元:多口はじめ「3インチ」第1巻第1話 小学館、2018年
とにかく虫に襲われる恐怖が強烈です!!絵が丁寧で上手いので、これでもかというぐらい臨場感と緊張感に溢れています。
ホラー、サスペンス、ミステリー、アクションと様々な要素が詰め込まれていて、しかも全て高レベルというエンターテインメントとして一流の作品です。
ただし、虫嫌いな人は読んだらトラウマになるので要注意!!
猫好きな人も読んだら不快になる…かも?
グロテスクな描写もありますし、名作なんですが割と読む人を選ぶ作品かも知れません。それが大丈夫な人や怖いもの好きな人は是非読んでみて下さい!
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