【漫画レビュー(完結、続編あり)】「黄金のラフ〜草太のスタンス〜」なかいま強 評価:☆☆☆☆
常識外れのゴルフ漫画。一応ちゃんとゴルフの枠内には収まっています(笑)。
この作者の描くものはどうしてこう面白いのか…。
優れた身体能力を持つが考えが短絡的でバーディーしか狙わないためにスコアを落とす藤本 草太(ふじもと そうた)、完璧なスイング理論を構築しているが身体能力が伴わない谷田部 光一(やたべ こういち)、芝と風の読みは超一流だがメンタルの弱さでそれを活かせない太子 治(たご おさむ)。
三流ゴルフプロの3人が出会い、それぞれの長所を持ち寄れば一流にも勝てるはずとチーム「きりたんぽ」を結成して国内外のトーナメントに挑みます。
主役の3人も、それ以外の脇役も濃いキャラクターだらけです。
この作者の作品はそんなに絵が上手いわけでもなく、ストーリーに捻りがあるわけでもないのに面白いんですよね。キャラクターの性格やキャラクター同士の掛け合い、ギャグとシリアスのバランスなどの見せ方の上手さなんでしょうか。
言うなれば「漫画が上手い」という表現がピッタリきます。
今作も軽く楽しめます!
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