【漫画レビュー(完結)】「愛囚ラヴァ」ほりかわけぇすけ 評価:☆☆

看守と囚人の禁断のラブコメ。

…という設定のはずですが、何もかもガバガバなので…。

異能力者を収監するカタストロフ刑務所。

看守であるオノ シュウは、最強の囚人ラヴァに惚れ込まれています。そしてシュウもラヴァのことを…。

果たして2人の行く末は？

刑務所内でのドタバタラブコメディ。

引用元：ほりかわけぇすけ「愛囚ラヴァ」第1巻第1話　小学館、2021年

とりあえず「看守と囚人で恋愛」という思いつきだけで描いてしまったような感じです。全く設定を生かせておらず、ツッコミどころしかありません。

異能力者を収監する刑務所なのに、能力のことを全く考えられておらず、部屋は抜け出し放題、脱獄し放題。

受刑者の服装も自由で、好き勝手に刑務所内を歩き回っています。…学校か何かですか？

他にも、部屋ごとに1～2人の担当看守が付いているって看守多すぎやろ！とか、看守の独断で受刑者を機密の保管されている部屋に連れて行ったりとか、刑務所のイベントで看守と受刑者がチームを組んで他のチームと戦ったりとか…。

そういうものが描きたいなら、刑務所という設定にしなければ良かったのでは？と思わずにいられません。

絵にもキャラクターにも惹かれるものはなく…。

残念ながら、あまり人にオススメしたい作品とは思えませんでした。

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