【漫画レビュー(完結)】「奴隷区 僕と23人の奴隷」原作:岡田伸一、漫画:オオイシヒロト 評価:☆☆
勝負に勝てば相手を奴隷にできる悪魔の装置「SCM」。それを巡って闘う24人の物語。
…と書くと面白そうなんですが。
いや、実際、最初は割と面白いと思って読んでたんですが。
引用元:岡田伸一、オオイシヒロト「奴隷区 僕と23人の奴隷」1巻SCM 0001 双葉社、2012
進むにつれてストーリーはだんだんグダっていくし、キャラクターの魅力は減っていくし、絵は汚くなっていく。
最後の方はキャラクターの存在感がほとんどなくなり、
「誰だったっけ、コイツ?まあいいか」
って感じで適当に読んでました。
作品の方も適当になってましたしね…。
引用元:岡田伸一、オオイシヒロト「奴隷区 僕と23人の奴隷」10巻SCM 0024 双葉社、2016
勝負の内容も結果の見せ方もグダグダ。1コマずつでダイジェストって、おいおい…。
最後にエピソードで、それぞれのその後が描かれるんですが、全く感慨とか湧きませんでした。(当たり前ですね)
残念ながら、出来の悪いゲームものという感想でした。
なのに続編が出てるらしい…。表紙絵のインパクトはあるから、それで売れたのかなあ。
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